■ ID | 84 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | イネの成長および収量に及ぼすオゾンの影響 Impacts of Tropospheric Ozone on Growth and Yield of Rice (Oryza sativa L.) |
■ 著者 | 米倉哲志
Tetsushi Yonekura
埼玉県環境科学国際センター 嶋田智英 Tomohide Shimada 埼玉県環境科学国際センター 三輪誠 Makoto Miwa 埼玉県環境科学国際センター アルサテ・アマウリ Amaury Aruzate 埼玉県環境科学国際センター 小川和雄 Kazuo Ogawa 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | 日本農業気象学会 |
■ 出版年 | 2005 |
■ 誌名・巻・号・年 | Journal of Agricultural Meteorology, Vol. 60, No.5, 1045-1048, 2005 |
■ 抄録・要旨 | 光化学オキシダントの主成分であるオゾンが16品種のイネの成長や収量に及ぼす影響を調べ、その結果に基づいて関東地方におけるオゾンによるイネの収量減少程度を予測し地図化した。現状レベルのオゾンでイネの成長や収量は減少した。しかしながら、その影響の程度は品種によって異なり、主要品種であるコシヒカリは比較的オゾンの悪影響を受けやすいことが明らかになった。さらに、関東地方におけるオゾンの収量影響予測地図を作成したところ東京都・埼玉県・群馬県において収量減少程度が高く、さらに2050年における影響予測によるとイネの収量低下が25-35%程度増大すると予測された。 |
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